つんく♂が挑戦する声帯を使わない食道発声法とは?

この記事は2分で読めます

0706602

声帯を失った人が再び声を出すための方法として、「食道発声法」というものがあります。

声帯を全摘出し、声を失ったバンド「シャ乱Q」のボーカルで

音楽プロデューサーのつんく♂さんが挑戦すると話題にもなりました。

 

食道発声とは

「食道発声」とは、

肺呼吸の空気とは別に食道内に空気を取り込みます。

それを逆流させ、食道入口部の粘膜のヒダを新声門として、

声帯の代わりに振動させて音声を発する方法です。

 

簡単に言うと、人為的に「ゲップ」を出し、それを新しい声とする発声法なのです。

人工の器具を使わない、あくまでも自分自身の肉声が出せる方法で、

ゲップが出たことのある人なら、ちょっとしたコツを掴むことで、

誰でも容易に『食道発声』による第二の声が取り戻せます。

 

空気を食道に取り入れる方法には、呑み込み法、注入法、吸引法の三つの方法があります。

 

呑み込み法は食物やお茶を飲むときと同じように空気を飲み込む方法です。

唇を閉じて「ゴックン」と食道内に空気を押し込みます。
注入法は呑み込み法と同様、空気を押し込む方法ですが、

舌根部で口の中の空気を前から奥に瞬発的に押し込み、食道に空気を入れます。
吸引法は口、鼻、また気管孔からも同時に空気を入れ、呼吸と連動して空気を吸い込みます。

「呑み込み法」や「注入法」が空気を「押し込む」方法に対して、「吸引法」は空気を「吸い込む」方法です。吸引法をマスターするには腹式呼吸が大きく影響します。

腹式呼吸で空気を吸うことで肺が広がり、横隔膜が下がり食道も広がり、空気が吸引されます。

その空気を吐くことによって、食道内の空気が吐き出され「声」を作ることが出来ます。

 

食道発声でより自然でなめらかな声を出すには、『吸引法』が優れた方法です。

 

従って『吸引法』は、上達の過程において身につける必要がありますが、

初心者は、まず『呑み込み法』から始め、『注入法』『吸引法』にとりかかかっていくのが、

『食道発声』 獲得の近道と言えます。

 

上達者は、多くの方が注入法と吸引法をミックスして話しているようです。

  • 2015 04.06
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. d27
  2. 5
  3. db922516-s2
  4. dw2